とにかく基礎が大事!
基礎がしっかりと定着していれば、初見の問題でも落ち着いて解くことが出来ます。
○暗記方法
受講はやった内容がきちんと頭に入っている自信がなかったので再受講しました。私はそれでも不十分で、基礎をガチガチにするために教科書を理解するまでじっくり熟読。また、テキストの解き直しで出来たところは印をつけておいて、出来なかったところは繰り返しやるようにしました。センター試験直前には、寝る前や移動時間に高速基礎マスターの生物と化学を使って最後の基礎固めをしました。マスターは短時間で広い範囲の復習ができたのでとても良かったです。
センター試験では教科書を理解できていれば解ける問題ばかりなので、とにかく教科書を読みまくりました。問題を解いてみて理解が浅いなと思ったところは教科書のその部分にマーカーを引いたり書き込みをしたりしました。私個人の考えですが、“教科書の内容を完璧にする”ことが一番ためになったと思います。また、図録をつかうと視覚的に覚えられ、より理解が深められるのでお勧めです。ちなみに、2018年度のセンター試験の生物で図録のちょっとしたコラムに書いてあったことに関連する問題が出て、キター!と思いました。
暗記面で私がやっていたことは覚えることをふせんに目立つようにかいて見える所に貼っておくということです。基本事項でもなかなか覚えられないものもありましたし、私大の赤本の解説にしか載っていないようなこともありました。
そういうものを塾の個人ブースの壁にペタペタ貼って、帰る時にファイルに貼り、覚えたら取る、というのを繰り返しでやりました。受験当日は教科書にそのふせんを移して受験会場にもっていき、何度も確認しました。私はこのやり方で、楽しみながら細かい知識まで身につけられたと思います。
あとは、トイレに大きな周期表のポスターを貼ったり、寝る前に図録や教科書を読むことを日課にしていました。
また、絵にかくのも効果的だと思います。たとえば、生物の呼吸や光合成。これらの仕組みはとても複雑で分かりづらいし、何となく似ているため最初はどっちがどっちか分からなくなってしまうことが多かったです。絵にかいても私は一回では全然覚えられなかったので、何度も何日も紙に大きく描いて覚えようとしました。絵にかくのは視覚的に覚えられるだけではなく、考えながら順番にかいていくことによって、水がここで分解されたことにより電子がここにつたわって……、という風に光合成という現象を流れで覚えられるという利点もあります。流れをつかめたら応用問題にも対応することができます。
○私の受験勉強をふまえて
私の反省は、基礎が定着していないうちに焦って演習を進めていたことです。
そのためテキストの解き直しのスピードがとても遅くなってしまいました。演習で行き詰ったら無理矢理にすすめるのではなく、一回そこの分野の基本に立ち返って確認することが大事だと思います。