先日、大熊先生が見事英検1級を合格しました!実質一回目の挑戦で1級合格とは…本当にびっくりです。おめでとうございます!!
ハーフでも帰国子女でも留学経験者でもない大熊先生が、どうやって英語力を高めていったのか?その学習法は多くの人の参考になりそうです。(もちろん私も知りたい!)
英語学習についてまとめたいのですが、まずはその前に…「数検1級のほうがすごいですよ」「いや、英検1級のほうが神!」と、お互いを称えあう(笑)状況になったので、勉強のコツについてはまた後日、ゆっくり解説するとして…今回は、「英検と数検の1級はどちらが難しいの?」問題です。
対象レベルを比較
何と言っても教科が違うので、どちらが難しいか?比較することが難しいことなのですが、どちらか一方に挑戦するのであれば受かりやすい方から勉強したいですよね。まずは、それぞれの対象レベルを見てみました。(検定協会HPより)
英検 | 数検 | |
1級 | 大学上級レベル | 大学程度・一般 |
準1級 | 大学中級レベル | 高校3年程度(数学Ⅲ) |
2級 | 高校卒業程度 | 高校2年生程度(数学Ⅱ) |
これを見る限りだと、英検も数検も対象としているレベルは同じくらいですね。ただ、数検は準1級が数学Ⅲ程度なので、準1級と1級の間にはとてつもない大きな差があります。準1級で比べると、絶対に英検のほうが難しいです。英検準1級>>>英検2級>数検準1級 (←私の主観)
合格者数はどれぐらい?
数学検定は2020年度までのデータをホームページで公表していますが、英検は最近の数値は非公表です。いずれも一番最近の数字で持ってきました。(なんで英検は非公表になったのか?謎ですが、CSEスコアが導入されたことが要因の一つかもしれません)
受験者数 | 合格者 | 合格率 | |
英語検定1級 | 約21,000 | 約2,500 | 12.0% |
数学検定1級 | 1,304 | 158 | 12.1% |
合格率はいずれもおおむね10%程度。英語と比べると数学の方が対象者が減るためか毎年合格者は100名台です。レア度で言えば、数検のほうが高そうですね。
対策がしやすいのはどちら?
次は対策がしやすいのはどちらか?について、考えてみます。1級レベルになると対策本や学べる塾や予備校が一気に減ります。
対策本 | 塾・予備校・その他 | |
英語検定1級 | 過去問(旺文社) 単熟語(旺文社) など多数 | 英会話スクール アプリ(スタディギア・英語の友など) 通信講座 |
数学検定1級 | 過去問 大学の教科書など | 特になし |
このあたりは、検定の人気度に比例し、英検のほうが対策できる過去問や単熟語・アプリなどが豊富です。ちなみに数検は検定協会から出ている「発見1級」が過去問ですが、なかなか改定されません。(ただ、やや古いものの解説はさすがに「なるほど!そこがポイントなのね!」と、とても分かりやすく、さらに別解も充実しているので、数検1級受験者にはなくてはならない本です)知識は大学レベルの本を読む必要があるので、一般の方(理工系の大学生以外)は数検の方が学習はしにくいですね。
まとめ
興学社学園の英会話スクール「プリンス英米学院」では、小学生でも英検1級に合格した生徒さんが大勢いらっしゃいます。しかも帰国子女ではなく海外経験もない子供たちが英会話スクールでメキメキ英語力を伸ばしていくのですから凄いですよね。
英検も数検も英語や数学が好きな子には1級目指してどんどんチャレンジして貰いたいです。ご興味ある方は、ぜひお問合せください。
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